30代から始める、毎日の適度な運動で免疫力をアップ!

ボディケア

実は20代をピークに免疫力は低下していくことをご存知でしょうか?
何もせずに放っておくと、どんどん免疫力は低下し、
風邪や病気にかかりやすくなってしまいます。

そうなる前に、あらかじめ少しでも免疫力を高めて、
健康的な身体づくりをしていきましょう。

そもそも免疫力とは?

私たちの身の回りには日々、様々なウイルスが飛び交っています。
いま世界的に話題の新型コロナウイルスのCOVID-19や、
インフルエンザもウイルスから感染します。

そんなウイルスに立ち向かってくれるのが「免疫細胞」です。
この免疫細胞が活性化されればされるほど、免疫力は強くなり、
風邪やそのほかの病気にかかりにくくなります。

では、どうすれば免疫細胞を活性化できるのか。
日々のちょっとした時間を使って、健康に向けて頑張っていきましょう。

免疫力をアップする方法とは?

免疫力をアップする方法は3つあります。
それは「バランスの取れた食事」、「十分な睡眠」そして「適度な運動」です。
今回は適度な運動についてお話ししていきます。

なぜ「適度」な運動?

実は運動したあとは、少し免疫力が低下してしまいます。
身体に負荷をかけた分の代償と言ってもいいかもしれません。
なので重度な運動はかえって、免疫力を向上させるどころか、
回復するまではウイルスに弱い期間になってしまいます。

マラソン大会に出場する方や、どうしても運動しないといけない方以外は
適度の運動で抑えることをオススメします。
追い込んだ運動をするのではなく、毎日少しでもやれる運動をやっていきましょう。

毎日できる免疫力を高める適度な運動

ここからは適度な運動とは、どれくらいの運動なのかを説明していきます。
運動前と運動後のフォローも書いていきますので、
ぜひ最後まで読んでみてください。

毎日30分のウォーキング

都会に住んでいる人は、毎日通勤のために家と駅を往復するので、
もしかしたら毎日30分くらいは歩いているかもしれません。
それくらいの運動量で大丈夫です!

駅近に住んでいる人は歩く距離が短いので、
ランチに出かけてみるとか、帰宅してから少し散歩してみてはいかがでしょうか?

そして、実は都会の人よりも気をつけて欲しいのが田舎暮らしの人です。
通勤は車が当たり前になっていませんか?
車通勤が当たり前だと、なかなか歩く機会がありません。
なので、意識的に毎日30分のウォーキングを心がけてみてください。
それだけでも免疫力の低下を防ぐことができます。

運動前にはエネルギー補給とストレッチを

学生の頃に運動系の部活に入っていた方は、監督に言われていたかもしれませんが、
運動前には必ずエネルギー補給を忘れずに。
些細な運動でも必ずエネルギーを消費します。
エネルギーが空の状態では運動後の免疫力が下がる一方です。
少しでもいいので、エネルギー補給をしてから運動するように心がけましょう。

オススメのエネルギー補給は噛んで補給できるものです。
噛むことで唾液の分泌を促し、副交感神経が刺激されることでリラックス効果も得られます。
プロテインなどの流動食がダメだというわけではないのですが、
できればバナナなどの高エネルギーの食物を噛んで摂取することをオススメします。

また、エネルギー補給が終わったら、ゆっくりストレッチをしましょう
食事をしてからすぐにエネルギーに変わるわけではありません。
15~30分くらいの時間が経ってからエネルギーに変わります。
その間の時間を利用して、運動する前に軽くストレッチをしましょう。

ストレッチをすると、身体に「運動するよ」という信号が送られます。
そうすると体の細胞が活性化されるので、より効果的な運動効果が見込まれます。

内側からの食事、そして外側からのストレッチで身体のエンジンをかけましょう。
エンジンがかかった状態でウォーキングをすると、
何もしない時よりも軽やかに運動ができることを実感できます。

運動後にもエネルギー補給は欠かせません

運動をすると、どうしても筋肉が消耗してしまいます。
そして、実は一番筋肉がつくのは運動した後なんです。
だからこそ筋肉が消耗している時こそ、栄養あるエネルギー補給が欠かせません。

と言っても、30分のウォーキングだけではお腹は空きませんよね。笑
なので、運動後こそプロテインなどの流動食をオススメします。
運動前には咀嚼するエネルギー補給を、
運動後にはさらっとエネルギー補給できる流動食
だと摂取しやすいかと思います。

意識高い記事では運動前も運動後もしっかり食事を取りましょうと書かれていますが、
なかなかしんどいもので長く続きません。
大事なのは、少しずつでも毎日続けることです。
自分のペースを保てるくらいで、適度に頑張っていきましょう。