子育てこそ心の余裕を。子供が寝ているスキマに瞑想のススメ。

ボディケア

子育てしていると、常に子供に目を向けていないといけないので気疲れしてしまうこともありますよね。
ミルクやご飯をあげて、一緒にトイレに行って、お風呂に入れて。
もちろん掃除、洗濯、食事の準備と子育ては本当に重労働だったりします。
時間に余裕がなくなってしまうと、いつの間にか心にも余裕がなくなり、人にあたったり自暴自棄になった体験はありませんでしょうか?

もし既にそうなっている、もしくはそうなる前に瞑想で心の余裕を取り戻してみませんか?
初めてやるには少しハードルが高いかもしれませんが、瞑想とは何か、何がいいのかを丁寧に解説していきます。

瞑想とは心に余裕を持たせる手段

瞑想またはマインドフルネスという名前だけ聞くと、あまり親しみがないので怪しさを感じてしまう方も多いかと思います。
しかし、ヨガは今流行っている健康にいい運動というイメージがありませんか?
実は瞑想とヨガはとっても近しいものなんです。

  • ヨガは「身体を動かして体調を整える」
  • 瞑想は「呼吸や意識で心を整える」

なので、切っても切り離せない関係だったりします。
ヨガも瞑想もどちらも行うと、より効果的に身も心も余裕を持てるようになります。
ヨガについては毎日10分ほど朝ヨガをすることがオススメです。

心と体はつながっている

瞑想の仕方に入る前に、まずは心と体の関係を説明します。
心と体はそれぞれで考えてしまいがちですが、
心、つまり気持ちは体と密接に関係しています。
それは、体で感じることが心に影響を与えているからです。

例えば、辛いカレーを食べたら辛いと感じますよね?
そして、あまりにも辛すぎると美味しいを通り越して不快な気持ちになったことはありませんでしょうか?
これは舌とカレーが接触したからこそ出てくる感情です。

その後に体温が一気に上がり、汗が額から流れて更に不快になることがあります。
(汗をかきたいという人は不快ではないかもしれません。)
これは額と汗が接触しているからこそ不快という感情が表れます。

人とのコミュニケーションで不快と感じるのも同じ理由です。
舌は「味や舌触り」を担当している器官で、耳は「音や会話」を担当しています。
なので視覚的にも快、不快があるというのも納得がいきます。

色んな専門家の方の見方だと、それは違うと言われるかもしれません。
ただ瞑想の世界では体の接触から感情が生まれてくると思われています。

瞑想は呼吸を整えること

瞑想について色んな記事が書かれていますが、一言で表現すると「呼吸を整えること」です。
では何故、呼吸なんでしょうか?

それは人は生きている限り、どうしてもやめることができないのが呼吸だからです。
お腹が空いても、喉が乾いても我慢はできますが、呼吸は我慢することができません。
つまり必要最低限の人間の活動だと言えます。

先ほど体の接触が感情を生み出す説明をしましたが、呼吸も例外ではありません。
寝ている間でも鼻から息を吸って呼吸を繰り替えしています。
呼吸は生きる上で最低限の活動なので、そこに立ち返ろう。
それが瞑想の始まりです。

では、実際に瞑想を始めてみましょう。
難しくないので、肩の力を抜いてチャレンジしてみてください。

瞑想を実践してみましょう

瞑想の基本は息を吸って息を集中させることです。
そして瞑想する時は環境を整えるのも大切です。
一つずつ行ってみます。

  1. TVなどを消して静かな環境にしましょう。
  2. 身動きしやすい楽な服装に着替えましょう。
  3. あぐらをかいて、手を膝の上に乗せて瞼を閉じます。
  4. 大きくゆっくり鼻から息を吸い、ゆっくり息を吐きます。
  5. 鼻に息が出入りしていることに意識を向けます。
  6. 雑念が出てきたら、意識を呼吸に向けます。

簡単に手順はこのような流れになります。
ただ、実際にどれくらいの呼吸の動きなのかがわかりづらいと思います。
なので、オススメの瞑想動画を一度ぜひみていただき、一緒に実践してみてください。

3/11「マインドフルネス瞑想 -Let's meditate-」LIVEアーカイブ

毎日10分でも継続することが大切

ダイエットと同じで、瞑想も1日試したからすぐに効果がでるものではありません。
毎日少しずつ実践してみましょう。

子供が寝ている隙は自分も昼寝や家事などをしなければいけませんが、
10分くらいの時間を見つけてぜひチャレンジしてみてください。

まずは1週間を目処にやってみることをオススメします。
忙しい毎日だからこそ、自分のために時間を作ってみてはいかがでしょうか。